放送大学教養学部の科目「錯覚の科学('14)」で縦断勾配錯視(坂道錯視)が取り上げられています。「おばけ坂」「幽霊坂」などとも呼ぶようです。
全国12箇所の実例が挙げられている中に、岩手県花巻市東和町の「ミステリー坂」がありました。
それを見に行ってきた記録とご紹介です。(2019.5)
「ミステリー坂」は,花巻駅から東に15キロほど,花巻市東和町という地区の山の中の方にあります。
Googleマップでも,「ミステリー坂」で検索すると出てくるので、場所を調べるのは簡単です。
橋上町の後戻り坂と違って市街地からかなり遠く、主要な道沿いでもないようなので、「ミステリー坂を見に行くぞ!」と思わないと、なかなか体験することができないように思います。私は青森県から宮城県に車で行く途中に「見に行くぞ!」と決めて立ち寄りました。
東から坂を下ってきて西と南西に分かれる分かれ道なのですが,西がどう見ても上り坂に見えるのです。
東に500mほど行ったところの脇に車を止められる場所があったので,そこからミステリー坂に歩いてみました。
今回は動画に字幕を入れています。字を入れること自体はそれほど難しくなかったのですが,いつ何を入れるかが難しく,テレビの字幕の人のすごさを体感しました。
ミステリー坂を交差点少し南寄りから見下ろしたところ。
奥(西)に向かって下り坂です。
ミステリー坂を南西の下り坂から見上げたところ。
向かって左(西)に向かって下り坂です。